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メールレターバックナンバー

メールレター

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>>>  ABC 証券アナリスト メールレター Vol.84号 <<< 

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■■□──────────────────────2011/6/30号

  証券アナリスト試験に関連する有益な情報を毎月1回、タイムリーなテーマ
  は号外として配信しております。
  ※最適にご覧頂くには、等幅フォントをご利用ください。

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    この度の東日本大震災におきましては、被災された皆様に心よりお見舞い申
 し上げますと共に一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
  ABCメールレターも8年目を迎えることができました。毎回5,000名を超える
 受験生の方々にご利用いただいております。今後も引き続き、受講生の皆様に
 有用な情報を発信してまいります。
  今回も、有益な情報が掲載されております。
  今年度の無料講座はデリバティブが難しいという受講生の要望に応えて「デ
 リバティブ入門」(9月開講)を取り上げます。併せて、合格ガイダンスも実
 施します。参加をお待ちしております。
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 (ホームページにて、近日より申し込み受付開始!!)
  また、受験対策教材は、紀伊国屋書店・丸善・旭屋書店・ジュンク堂書店・
 芳林堂書店など大手書店で販売しております。ご利用ください。
 今回のメールレターは第84号です。

   バックナンバーは、http://abcr.co.jp/mail-letter/でご覧いただけます。

    <<<<<今月のコンテンツ>>>>>──────────────────

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   【1】 第1次レベル 試験に出る公式[証券分析](5)
   【2】 第2次レベル M&Aとシナジー効果

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   【1】 第1次レベル 試験に出る公式[証券分析](5)

     (47) 市場の効率性
    ┌────────┬──────────┬──────────┐
    │   分類       │   情報の範囲     │  分析手法の可否    │
    ├────────┼──────────┼──────────┤
    │(1)ウィーク型     │過去の証券価格     │テクニカル分析否定   │
    ├────────┼──────────┼──────────┤
    │(2)セミ・ストロング型  │公表された情報     │ファンダメンタル分析も否定  │
    ├────────┼──────────┼──────────┤
    │(3)ストロング型    │インサイダー情報含む  │               │
    └────────┴──────────┴──────────┘
   (48) アセット・アロケーションの決定
    ① 有効フロンティアの構築(μ(i)、σ(i)、ρ(ij))
    ② 投資家ごとのリスク許容度(資産の時価)
    ③ ①と②によりアセット・ミックスを決定する。
   (49) 戦略アセット・アロケーション(SAA)の重要性
       投資パフォーマンスの90%を戦略的アセット・アロケーション
      で説明することができる。
   (50) パフォーマンスの要因分析
    ① 資産配分要因=Σ(W(Pi)-W(Bi))・R(Bi)
    ② 銘柄選択要因=ΣW(Bi)・(R(Pi)-R(Bi))
     * iは、ポートフォリオを構成する個別銘柄iである。
     * Bはベンチマーク、Pはポートフォリオ(ファンド)である。
     * Rは投資リターン、Wは投資割合(アロケーション割合)である。
   (51) 収益率測度
    ① 金額加重収益率R
               C(t)        V(n)
      V(0)+Σ──────────=─────────
           (1+R)のt乗   (1+R)のn乗
      └──────┬──────┘└────┬────┘
          支出の現在価値      収入の現在価値

          ② 時間加重収益率(幾何平均投資収益率)R(0,n)
             V(1)      V(2)
      R(0,n) =[(───)・(───────)・----
             V(0)    V(1) +C(1)

                        V(n)
            ----・(──────────)]の1/n乗-1
                 V(n-1) +C(n-1)
   (52) リスク調整後収益率測度
    ① シャープ・レシオ--------θ(S) =(R(i) -R(F) )/σ(i)
    ② トレーナー・レシオ------θ(T) =(R(i) -R(F) )/β(i)
    ③ ジェンセンのα----------α=r(i) -E(R(i))
    ④ スタイル調整後α
      合成スタイル指数(ベンチマーク)のリターンを説明変数としポ
     ートフォリオ(ファンド)のリターンを被説明変数とした1次回帰
     直線のα値をいう。
   (53) アクティブ・リターンの期待値・標準偏差
    ① アクティブ・リターンの期待値E(R(TE))
       E(R(TE))=E(R(P))-E(R(B))
    ② アクティブ・リターンの標準偏差σ(R(TE))
       σ(R(TE))={σの2乗(R(P))+σの2乗(R(B))
             -2・ρ(PB)・σ(R(P))・σ(R(B))}の1/2乗
     * アクティブ・リターンの標準偏差をアクティブ・リスクとかト
      ラッキング・エラーという。
   (54) インフォメーション・レシオ(IR)=情報比
      IR=E(R(TE))/σ(R(TE))
   (55) 状態価格
    ① 「時点1の状態1で1円をもたらすが、その他の状態では何もも
     たらさないという利得(キャッシュフロー)の時点0における現在
     価値」を状態価格q(0i)という。
    ② 状態価格q(0i)=W(F)・F(0)+W(S)・S(0)
    ③ 資産jの現在価格(P(oj))の計算
       P(0j)=Σq(0i)・P(ij) (P(ij)=状態iの資産jの価格)
   (56) 状態価格q(0i)とリスク中立確率p(i)
    ① 状態価格q(0i)の和=無リスク資産(1円)の現在価値=DF
               1
       Σq(0i)=──────=DF
            (1+R(F))

           ② 各状態価格・(1+R(F))=各状態のリスク中立確率p(i)
       q(0i)・(1+R(F))=p(i)
    ③ リスク中立確率の和は1.0になる。

              Σq(0i)・(1+R(F))=1

               q(01)・(1+R(F))+q(02)・(1+R(F))+‥‥

                           ‥‥+q(0n)・(1+R(F))=1


      【2】 第2次レベル M&Aとシナジー効果

        1.経済付加価値

          経済付加価値(EVA)はフロー(1年間で企業が新たに生み出した

          1.NPVとシナジー効果
     企業の買収動機は、企業価値を向上させるものと向上させないものと
    がある。M&Aが正のNPVを生み出すとき、企業の価値を向上させる。
    その効果をファイナンスにおける「シナジー効果」という。
     A社がB社を買収(結合)して新たに生み出された投資価値が買収前
    の2社の投資価値の単純合計より大きい場合に、新たに生じたプラスの
    結合効果(価値)を「シナジー効果」といい、次式のように表される。
    ┌──────────────────────────────┐
    │シナジー効果                                     │
    │ =買収(結合)後の企業価値-(A社の企業価値+B社の企業価値)   │
    │S(A,B)=V(A,B)-[V(A)+V(B)]>0                      │
    └──────────────────────────────┘
     また、キャッシュフローの現在価値の観点から次のように表すことも
    できる。
    ┌──────────────────────────────┐
    │       FCF(AB.t)-(FCF(A.t) +FCF(B.t) )              │
    │S(A,B) =Σ───────────────────────   │
    │             (1+k(W))のt乗                      │
    │                                             │
    │         △FCF(t)                              │
    │S(A,B) =Σ──────────                      │
    │      (1+k(W))のt乗                            │
    │ただし、                                        │
    │FCF(A.t) :A社が独立で事業を営んだ場合のフリーキャッシュ         │
    │       フロー                                   │
    │FCF(B.t) :B社が独立で事業を営んだ場合のフリーキャッシュ       │
    │       フロー                                  │
    │FCF(AB.t):買収後のフリーキャッシュフロー                   │
    │ k(W)   :加重平均資本コスト                         │
    └──────────────────────────────┘

         2.買収価額
     買収会社A社にとっての被買収会社B社の買収価額は、基本的に次式
    のように表される。
    ┌──────────────────────────────┐
    │B社の買収価額=B社企業価値* +シナジー効果              │
    │* B社企業価値=B社のフリー・キャッシュフローの現在価値        │
    └──────────────────────────────┘
     次に、買収は下記の条件が満たされたときになされる。
    ┌──────────────────────────────┐
    │ 買収の条件‥‥‥被買収企業の価値≧買収価額             │
    │         V(B) +S(AB)≧I                        │
    │         NPV=(-)I+(V(B)+S(AB))>0             │
    └──────────────────────────────┘
     また、次式のように買収条件を書き替えることもできる。
    ┌──────────────────────────────┐
    │ シナジー効果≧買収プレミアム                          │
    │    S(AB)≧(I-V(B) )                            │
    └──────────────────────────────┘

         3.買収価額と株価
     (1) 被買収会社の発表後の株価
       被買収会社の買収発表後の株価は、次のように計算される。
    ┌──────────────────────────────┐
    │                        買収金額               │
    │ 買収発表後の被買収会社の株価=────────────── │
    │                    被買収会社の発行済株式数       │
    └──────────────────────────────┘
      株価上昇率は、次のように計算される。
              買収発表後の株価
       株価上昇率= -1
               発表前の株価
     (2) シナジー効果(金額)の分配
       シナジー効果(金額)は、次のように被買収企業と買収企業に利
      益として分配される。
     ① 被買収企業の利益
       被買収企業の利益=(買収金額)-(買収発表前企業価値)
     ② 買収企業の利益
       買収企業の利益=NPV=(シナジー効果)-(被買収企業の利益)
     (3) 買収企業の買収発表後の株価
       買収企業の買収発表後の株価は、次のように計算される。
    ┌──────────────────────────────┐
    │               発表前企業価値+買収企業の利益         │
    │買収発表後の買収企業の株価=──────────────── │
    │                    発行済株数                  │
    └──────────────────────────────┘


                                              以上

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  次回も乞うご期待!!!

      テーマは、お楽しみに!!!

           ご希望がございましたら、是非お寄せください!!!


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    ④ オプション取引③(2項分布モデル) 9月23日(祝) 13:45~15:45
    ⑤ オプション取引④(プット・コール・パリティ) 10月10日(祝) 10:00~12:00
    ⑥ オプション取引⑤(裁定取引)    10月10日(祝) 13:45~15:45
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         第1回  9/17(土)12:45~13:30  第2回  9/23(祝)12:45~13:30
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         ● 証券アナリスト第1次合格ガイダンス

         第1回  9/ 7(水)19:00~20:00  第2回  9/14(水)19:00~20:00
   第3回  9/28(水)19:00~20:00  第4回 10/12(水)19:00~20:00

         ● 証券アナリスト第2次合格ガイダンス

         第1回 10/26(水)19:00~20:00  第2回 11/ 9(水)19:00~20:00
   第3回 11/30(水)19:00~20:00  第4回 12/ 7(水)19:00~20:00

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   (2) 財務分析 (全5回) ①11/19(土)スタート(予定)  38,000円
   (3) 経  済 (全5回) ①11/23(祝)スタート(予定)  38,000円

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                  [講義演習:教室講座(東京校)]
   (1) 証券分析 (全7回) ①12/18(日)スタート(予定)  98,000円
   (2) 企業分析 (全5回) ①1/8(日)スタート(予定)  70,000円
   (3) 市場と経済(全4回) ①1/15(日)スタート(予定)  56,000円

詳細 ⇒ http://abcr.co.jp/second_level_attend_and_dvd_course.html



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