合格者の声

会社でIRを担当することになったことが証券アナリストの勉強をしようと思ったきっかけでした。はじめは独学での資格取得を考えていましたが、「証券分析」は全くなじみがなかったため、この科目を中心にして朝日奈先生の講義に通うことにしました。受験勉強を始めるにあたっての目標は「2年で合格すること」、つまり最初の1年目で1次の全3科目に受かり、2年目で2次試験に合格するという「最短コース」しか念頭にありませんでした。証券アナリストの合格率は40%前後と高いため、意識的な受験対策をおこなえば2年で合格できる資格だと思います。
1次・2次ともに似たような学習法をとりました。特徴としては、①「証券分析」のみ基本講義への通学をおこなう、②通学しない「財務分析」と「経済」は通学講座の進捗状況にあわせて独学する(ただし、直前対策講義などは重要であるため全科目とも参加しました)、③各科目ともアウトプット学習の進捗率と正解率をパソコンで管理するという3点があげられます。
①と②については、最も配点が高く強化する必要のあった「証券分析」への「選択と集中」をおこないました。時間的な制約があるなか効率的に学習を進めたいと考えたからです。通学講座ではできるたけノートをとらず、朝日奈先生の話に集中しました。どうしても必要なところは板書を書き取ったりもしましたが、それ以外はテキストに直接メモを書き込んだり、ポストイットにメモしたものをテキストに貼り付ける程度にしました。直前対策の講義も同様です。基本講座に通わなかった「財務分析」と「経済」はABCのカリキュラムを横目でにらみながら、テキストの通読と問題集を使ったアウトプットをおこないました。
③については、各科目ともにABCの問題集を実際に解き、自分で添削をおこなう際に、日々の学習の進捗状況をパソコンでグラフ化するなどして工夫をしました。試験日までのスケジューリングをおこない、現実の進捗がどの程度であるのかを一目でわかるようにビジュアル化して管理しました。また、進捗データを整理する際には問題ごとの正解率も記録しておき、自分の得意な問題と不得意な問題、つまり再度復習する必要はない問題ともう一度解く必要がある問題とを識別しておきました。2次試験の直前は過去問を中心に問題を解き続けましたが、解けない問題だけが残るように解けた問題をどんどん外していくという作業を何回転か繰り返しました。
試験対策は万全におこなう必要がありますが、本試験会場では全問を解答することは困難であり、また全問を解答する必要もありません。「この科目は何点」という感じで科目ごとに予算化して、効果的に得点することが有効だと思います。1次試験の財務管理などは出題傾向に特徴があるため、最初の方に出題されるこの問題は何点、最後の方に出題されるこの問題は何点という予算化も可能です。本試験会場でもうひとつ大切なのは、この問題は朝日奈先生だったらどのように解かれるだろうか、講義でこんなふうに解説されるのではないだろうかとイメージしながら問題に接することだと思っています。そういう意味では、2次の過去問演習講義は先生の解き方を身につけることのできる貴重な講義でお薦めです。